糖尿病の歴史 9/9

インスリン発見は、このように多くの人々が努力を積み重ねて得られたものです。 左写真  小児糖尿病の悲惨な末期的状態(1920年代にカナダのトロントで撮影されたもの) 右写真  インスリン注射で奇跡的に回復し、雪かきをする…

糖尿病の歴史 8/9

マクラウド教授はこの発見の報告を数多く自ら発表したため、マクラウド教授自身がインスリン発見の当事者であって、バンティングとベストはその指揮下の助手にすぎないという印象を与えました。 その結果、1923年ノーベル賞を与えら…

糖尿病の歴史 7/9

バンティングとベストが研究を始めた時に、最初にやったのは犬の膵管を糸で縛って、膵液が腸に流れ出ていかないようにすることでした。そうすると、十二指腸に消化液を出す外分泌部分は破壊され、膵島だけが残るという考えだったのです。…

糖尿病の歴史 6/9

1920年11月、バンティングは糖代謝学の権威であるトロント大学生理学部のマクラウド教授を訪問しますが、「田舎の外科医師に何が出来る。世界中の研究者が調べているのに。」と全く相手にされなかったのです。それでも精一杯の熱弁…

糖尿病の歴史 5/9

多くの研究者が膵島にある糖尿病の原因について解明しようと躍起になっていたのですが、なかなか解明されないまま、20年が経ちました。1921年 カナダとうとう、バンティングとベストがインスリンを発見しました!!インスリン発見…