糖尿病性腎症 8/11

糖尿病性腎症の発症進展予防には血糖コントロールが重要であることは言うまでもないですが、血圧のコントロールも重要です。高血圧で腎糸球体内圧が高くなることが腎障害を引き起こすと考えられています。降圧剤であるアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)は、血圧を下げるのみならず腎糸球体内圧も低下させ、腎障害の進行を抑えることが知られています。