血糖自己測定器について 11/15
ヘマトクリット(血液中の赤血球の割合)の影響…ヘマトクリット値が低値であれば測定値は高値傾向となり、ヘマトクリット値が高値であれば測定値は低値傾向となりますがこれも機械的に補正を行う機能があります。
ヘマトクリット(血液中の赤血球の割合)の影響…ヘマトクリット値が低値であれば測定値は高値傾向となり、ヘマトクリット値が高値であれば測定値は低値傾向となりますがこれも機械的に補正を行う機能があります。
現在の血糖自己測定器の多くは血糖値の測定に影響を及ぼすと考えられている因子に補正機能で対応しています。測定温度の影響…一般的な酵素反応ではその働きのための至適温度が重要です。GODやGDHも酵素であり、30℃あたりが最も…
また、血糖自己測定器の血糖値を算出する方法が機種によって異なるものもあります。一般に血糖値は静脈血、末梢血、動脈血で異なります。静脈血で110mg/dLであった血糖は末梢血であれば130mg/dL、動脈血であれば150m…
PQQ補酵素GDH法についてはグルコース以外である物質マルトースも測定してしまうため、論外のものと考えますが、現在ではほぼ出回っていないと思われます。 現在では、NADやFAD補酵素GDH法が最も安全なタイプだと思われま…
GOD電極法の問題点は血中溶存酸素によりグルコース値が正しく出ない可能性があることです。病院に入院中、酸素投与を受けている場合にGOD電極法の血糖自己測定器で測定すると信頼のある血糖値測定は望めません。また、GOD法であ…