服の上からインスリン注射することの安全性(1997年の報告)
この報告は、42人の糖尿病患者に対し、インスリン注射を通常の方法と、衣服の上から消毒をせずに注射した場合の比較を、交互に10週ずつ20週にわたり注射し、検討をしたものです。2つの方法の間には感染やHbA1cの値の差は認め…
この報告は、42人の糖尿病患者に対し、インスリン注射を通常の方法と、衣服の上から消毒をせずに注射した場合の比較を、交互に10週ずつ20週にわたり注射し、検討をしたものです。2つの方法の間には感染やHbA1cの値の差は認め…
インスリン発見は、このように多くの人々が努力を積み重ねて得られたものです。 左写真 小児糖尿病の悲惨な末期的状態(1920年代にカナダのトロントで撮影されたもの) 右写真 インスリン注射で奇跡的に回復し、雪かきをする…
マクラウド教授はこの発見の報告を数多く自ら発表したため、マクラウド教授自身がインスリン発見の当事者であって、バンティングとベストはその指揮下の助手にすぎないという印象を与えました。 その結果、1923年ノーベル賞を与えら…
バンティングとベストが研究を始めた時に、最初にやったのは犬の膵管を糸で縛って、膵液が腸に流れ出ていかないようにすることでした。そうすると、十二指腸に消化液を出す外分泌部分は破壊され、膵島だけが残るという考えだったのです。…
11月14日は世界糖尿病デーです。 私の母校である京都府立医科大学では校舎がブルーライトアップされました。 この糖尿病週間に合わせて、 11月16日(土)にかみうち内科クリニックで市民公開講座を開催しました。糖尿病につい…