週1回のインスリン製剤の有効性について 6/9
また、現在使用されている持効性インスリンは24時間以上効果が続きますが、その効果は24時間で完全に一定ではなく、注射後6-9時間頃にごく軽度のピークがあり、24時間後頃には少し効果が弱まっています。その動態をうまく使うと…
また、現在使用されている持効性インスリンは24時間以上効果が続きますが、その効果は24時間で完全に一定ではなく、注射後6-9時間頃にごく軽度のピークがあり、24時間後頃には少し効果が弱まっています。その動態をうまく使うと…
まずはシックデイの時でしょう。シックデイでは通常血糖が上がることが多いですが、強い下痢などで血糖が下がってしまったときに、毎日打つインスリンであればその時にインスリンを減量し低血糖予防が可能となりますが、週1回製剤だとこ…
2型糖尿病の治療で週1回の注射剤はすでにGLP-1製剤で使用されており、実際に使用している方の多くは、毎日皮下注射するよりも簡便でいいと話されます。インスリン製剤でも同様に週1回で打つことはやはりいいことでしょう。ただ、…
この論文(Rosenstock J, et al; NN1436-4383 Investigators. N Engl J Med. 2020 383:2107-2116)は、合計247人の2型糖尿病の参加者が、icod…
Insulin icodecはヒトインスリン構造に長い脂肪酸を付加し、3か所のアミノ酸置換を行うことで、血液中のアルブミンと結合させ、緩徐に効果が持続するものです。この技術はノボ・ノルディスク社がお得意とするもので、同じ…