SGLT-2阻害薬 7/7
イプラグリフロジン・ダパグリフロジンではインスリン投与を受けている1型糖尿病においての使用が認められています。インスリン調整を適切に行えば低血糖リスクを増やさずにHbA1cの低下を来す薬剤ですが、一方で血糖はそれほど高く…
イプラグリフロジン・ダパグリフロジンではインスリン投与を受けている1型糖尿病においての使用が認められています。インスリン調整を適切に行えば低血糖リスクを増やさずにHbA1cの低下を来す薬剤ですが、一方で血糖はそれほど高く…
SGLT-2阻害薬を服用後に食欲が増すことがあり、それでも食事量が増えてしまう場合、食欲低下作用を示すGLP-1製剤を併用すると有効なことがあります。どうしても食べ過ぎてしまう比較的若年の肥満の方にはSGLT-2阻害薬と…
さらに、CANVAS programの結果では、カナグリフロジンにおいて下肢切断のリスク上昇をわずかに認めています。今のところ下肢切断リスク上昇がSGLT-2阻害薬に共通するリスクかどうかは一定した見解は得られていません…
一方、注意点もあります。腎機能低下患者では効果が減弱するため、よい適応ではなく、腎不全と透析例には使用できません。尿糖が常に出る状況となるため、特に女性において尿路感染症・性器感染症の発現に注意しないといけません。浸透圧…
国際共同の大規模臨床試験であるEMPA-REG OUTCOME (Zinman B, et al: N Engl J Med. 373: 2117-2128, 2015)CANVAS program (Mahaffey …