SGLT-2阻害薬 1/7

イプラグリフロジン(スーグラ®)
ダパグリフロジン(フォシーガ®)
ルセオグリフロジン(ルセフィ®)
トホグリフロジン(アプルウェイ®、デベルザ®)
カナグリフロジン(カナグル®)
エンパグリフロジン(ジャディアンス®)

と、DPP-4阻害薬と同様に種類の多い薬剤です。

sodium/glucose cotransporter (SGLT)とは「ナトリウム・グルコース共役輸送体」と呼ばれるタンパク質です。SGLTは、体内でブドウ糖やナトリウムといった栄養分を細胞内に取り込む役割を担っています。SGLTのうちのSGLT-2は近位尿細管に存在し、この働きによって尿中グルコースのほとんどが再吸収され、通常尿糖は排泄されません。SGLT-2阻害薬は近位尿細管に発現するSGLT-2の働きを阻害することにより、ブドウ糖の再吸収抑制により尿糖排泄を促進し、血糖低下作用を発揮します。