速効型インスリン分泌促進(グリニド)薬 3/3
グリニド薬を内服する際には低血糖のリスクは低いものの注意は必要で、少なくとも軽くごはん一杯程度の炭水化物を取る場合にその食直前に内服します。特に注意を要する状況として、コース料理では炭水化物が十分に含まれない前菜をとる前…
グリニド薬を内服する際には低血糖のリスクは低いものの注意は必要で、少なくとも軽くごはん一杯程度の炭水化物を取る場合にその食直前に内服します。特に注意を要する状況として、コース料理では炭水化物が十分に含まれない前菜をとる前…
SU薬と同様、1型糖尿病に対しては禁忌であるため、抗GAD抗体などの膵島関連自己抗体、内因性インスリン分泌能を血中・尿中C-ペプチドで評価することが重要です。また、SU薬と同様、グリニド薬にも心血管イベントリスクを下げる…
ナテグリニド(スターシス®、ファスティック®)ミチグリニド(グルファスト®)レパグリニド(シュアポスト®) の種類があります。 膵β細胞膜上のSU受容体に結合しインスリン分泌を促進します。これはSU薬と同じですが、グリニ…
SU薬は膵β細胞膜上のSU受容体に結合して作用する薬剤ですが、心筋にもSU受容体が存在することが知られており、その結合によって、心筋の虚血に対する耐性を低下させる懸念が示唆されています。いくつかの報告によると、特にグリベ…
一方、インスリン抵抗性が強い肥満がある場合には、インスリン分泌量増加や低血糖時の食事量増加などで、さらに体重増加を来すことが多いため、使用しないほうがいいでしょう。肥満の2型糖尿病の方にSU薬を高用量処方されている場合は…