若年発症1型/2型糖尿病の腎症発生率の比較 7/11
2型糖尿病で診断後早期に腎症が発見されていた理由として、この病気の初期症状が出てくることが少なく、2型糖尿病の診断が遅れてしまう可能性が挙げられます。糖尿病やその合併症が自分で認識されにくいことは、2型糖尿病に特有のもの…
2型糖尿病で診断後早期に腎症が発見されていた理由として、この病気の初期症状が出てくることが少なく、2型糖尿病の診断が遅れてしまう可能性が挙げられます。糖尿病やその合併症が自分で認識されにくいことは、2型糖尿病に特有のもの…
1型・2型糖尿病のどちらもHbA1c値と血圧が高くなるとともに腎症発生率は増加していました。また、腎症発生率は、HbA1cのすべての層で1型糖尿病よりも2型糖尿病で高くなっていました(表右)。一方、1型糖尿病で血圧が最も…
糖尿病を診断された暦年ごとに、思春期後の期間による腎症の累積発生率を見たものです。1型糖尿病では、診断された暦年が後になるほど腎症の累積発生率は低くなっていますが、2型糖尿病では、診断された暦年が後になっても腎症の累積発…
30歳までに診断された1型糖尿病、2型糖尿病で、思春期後の期間による早期腎症の累積発生率は、2型糖尿病患者では1型糖尿病よりも有意に高くなっていました。 type 2 diabetes: 2型糖尿病 type 1 di…
東京女子医大の糖尿病センター外来を1965-1990年に受診した17,256人の糖尿病患者のうち、1578人(9.1%)が若年発症型糖尿病(30歳以前に診断)でした。そのうち、620人(39%)が1型糖尿病、958人(6…