メトホルミンと乳酸アシドーシスのリスク 5/10

メトホルミンは以前より腎機能低下、心不全やその他の低酸素状態で乳酸アシドーシスのリスク増加の警告がなされていました。このようなメトホルミン関連乳酸アシドーシスの懸念は、ビグアナイドクラスの他の薬物であるフェンホルミンおよびブホルミンの臨床経験に基づいていました。1970年代までに、フェンホルミンとブホルミンの使用が乳酸アシドーシスと関連しているという証拠があったため1978年に米国市場から撤退し、日本でも同時期にフェンホルミンが使用禁止となっています。

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