若年発症1型/2型糖尿病の腎症発生率の比較 8/11

日本人の1型糖尿病における糖尿病性腎症の発生率が、糖尿病の診断時の暦年の増加とともに減少していることを示しています。この研究では腎症の発生率が低下した理由を明らかにすることはできませんでしたが、腎症発症に明らかに影響があるとされる血糖と血圧の調節が暦年が後になるほど改善されていました。腎症の抑制に対するこの2つの要因の効果は、2型糖尿病と1型糖尿病の両方における前向きおよび/または観察研究によって裏付けられており、これにより腎症発生率が低下した可能性が推測されています

カテゴリー: EBM