若年発症1型/2型糖尿病の腎症発生率の比較 7/11

2型糖尿病で診断後早期に腎症が発見されていた理由として、この病気の初期症状が出てくることが少なく、2型糖尿病の診断が遅れてしまう可能性が挙げられます。糖尿病やその合併症が自分で認識されにくいことは、2型糖尿病に特有のものであり、そのために糖尿病性腎症や末期腎不全にまで至る危険性が高くなるのかもしれません。糖尿病性腎症の発生率は、1型糖尿病では診断の暦年が後になるほど低下していますが、2型糖尿病でそのようなことは確認されていません。

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