αグルコシダーゼ阻害(αGI)薬 2/4

グリニド薬とαGI薬はどちらも毎食直前内服で食後血糖を改善させる薬剤であり、HbA1c 8%程度までの場合に有効です。グリニド薬と同様に、毎食直前内服で食後血糖を改善させる薬剤となります。食中に内服すると効果は弱くなり、食後内服では効果は消失します。基本1日3回の内服になるため、飲み忘れの可能性が高くなるデメリットはあるでしょう。
数種類の経口血糖降下薬を服用中でHbA1c 7%を超えているときに、αGI薬を追加すると有効なことがあり、SU薬を減量できることもあります。αGI薬は低血糖リスクも少ないため、グリニド薬とαGI薬のなかでは第一選択薬はαGI薬でしょう。