1型糖尿病の典型例では発症後、膵β細胞は比較的速やかに廃絶するため、発症早期よりインスリン治療を必要とします。一方、一見2型糖尿病と思われる場合であってもβ細胞の自己免疫の存在を示す自己抗体(抗GAD抗体・ICA・IA-2抗体等)が陽性を示し、経過とともに徐々に膵β細胞機能が低下し、数年後にインスリン注射が必要となることがあります。このような1型糖尿病を緩徐進行性1型糖尿病と呼びます。
1型糖尿病の典型例では発症後、膵β細胞は比較的速やかに廃絶するため、発症早期よりインスリン治療を必要とします。一方、一見2型糖尿病と思われる場合であってもβ細胞の自己免疫の存在を示す自己抗体(抗GAD抗体・ICA・IA-2抗体等)が陽性を示し、経過とともに徐々に膵β細胞機能が低下し、数年後にインスリン注射が必要となることがあります。このような1型糖尿病を緩徐進行性1型糖尿病と呼びます。