災害時における糖尿病の対応法 8/12

災害時基本行動を述べていきます。
・3日間は自力で生き延びましょう
まず、自分や家族の身を守りましょう。大災害時には病院は急性期病変の患者さんの対応でいっぱいになり慢性疾患の患者さんの対応をする余裕がなくなります。その期間がおよそ3日間だと言われています。自力で乗り切るためには、自分の糖尿病治療に必要な知識、物品(非常用キット)を準備しておきましょう。
・落ち着いてピンチの時こそ工夫で乗り切る
家族・友人に自分の安否を知らせ、安全を確保します。避難所でいつものような生活・食事ができなくても、薬や注射薬が手に入らないときでも、落ち着いて今出来ることを考えましょう。
・自分が糖尿病で助けが必要だと声に出していう
一見、見た目は健常者と変わらない糖尿病患者は、黙っていれば医療スタッフにもわかってもらえません。早く注射や薬を回してもらったり、助言をもらえたりできるようアピールしましょう。