緩徐進行1 型糖尿病疑いに対する治療介入 12/20

また、海外においても、DPP-4 阻害薬は、SU 薬、あるいはプラセボに比して、内因性インスリン分泌が保持される可能性が示されています。動物実験においては、DPP-4 阻害薬による膵島へのリンパ球浸潤の抑制効果が示されています。また、DPP-4 阻害薬による膵島再生の可能性も示唆されています。以上により、DPP-4 阻害薬は、緩徐進行1 型糖尿病(probable)に対する治療選択肢の一つとなるものと推察されます。