低血糖の一般的知識 1/14

低血糖とは

血液中のブドウ糖の値(血糖値)が低くなりすぎて(通常70mg/dl未満)、ある特有の症状を起こすことを低血糖といいます。放っておくと意識を失うこともあり注意が必要です。また、低血糖リスクについてはACCORD試験で重要視されるようになってきました。

ただ、低血糖を怖がりすぎて常に血糖を高く保つことになってしまい、HbA1cが上がるのは良くありません。一方、怖がらなさすぎて、低血糖をしょっちゅう起こすことになると、合併症を引き起こすリスクを増やしてしまいますし、重症低血糖の場合は周りの方に迷惑をかけてしまうことにもなりかねないです。怖がりすぎるのは良くないが、なめてかかると、時にはえらいことになってしまうのが低血糖です。

これから詳しく説明していきます。