低血糖の一般的知識 2/14

血糖が低下して70mg/dlを切るようになると、体は血糖を上げようと自律神経である交感神経の刺激により、血糖上昇作用のあるホルモンであるアドレナリンが分泌されます。アドレナリンが分泌された副反応として不安,神経質,動機,発汗,蒼白,振戦というような症状が出てきます。これが自律神経症状です。
さらに血糖値が53mg/dl程度にまで低下すると,脳の機能低下による中枢神経症状が出現します。頭痛,かすみ目,倦怠感,眩暈,錯乱,奇異行動,発語困難,興奮,譫妄,傾眠,失語,失調,眼振,麻痺痙攀,昏睡という症状となります。

低血糖症状の簡単な覚え方として、はひふへほで覚えると良いでしょう
は…腹が減る ひ…冷や汗が出る ふ…ふらふらする へ…へんにドキドキする ほ…放っておくと意識を失う