低血糖の原因 10/16

速効型インスリン分泌促進薬も同様に血糖低下作用が3‐4時間続くとされており、食事量が少なかったときに低血糖の注意が必要な薬剤です。食事の際、炭水化物を普段通りとっていれば低血糖のリスクはそれほどありません。

ただ、高齢者などでは血糖低下作用が比較的長く、6時間以上続くような方もおられます。例えば、昼食時に速効型インスリン分泌促進薬を内服した後、夕食前に軽い低血糖症状が出ることがあります。重症低血糖になることはあまりないのですが、このような場合、食事の遅れにも少し注意したほうがいいと思います。