このように血糖測定器一つとっても、よく調べてみると非常に奥が深いです。
まずは、
ご自身で使っている血糖自己測定器について測定機序は何か…GOD法・GDH法(PQQ)・GDH法(NAD)・GDH法(FAD) もし、GDH法(PQQ)であったのならば、医療機関で点滴を受けた後の血糖測定は十分注意する必要があります。点滴を受ける前に、マルトース入りの点滴はやめてほしいと言っておくとよいでしょう。
比色法か電極法か…この確認は簡単です。血糖測定器からセンサーに向けて光が出て測定するタイプが比色法で、センサーに金属の電極が付いており、血糖測定器にその電極の部分を挿入するタイプが電極法です。比色法の場合は直射日光下で測定するのはやめましょう。
使用可能環境温度はどれだけか…特に冬の朝一番の血糖測定が要注意です。使用可能温度よりも低いときにはエラーとなることがあります。ほかには例えば、暑い夏にクーラーのかかっていない車内で測定するとか、冬のスキーでゲレンデで測定するときにもエラーとなることがあります。
を確認しておくと、自分の使用している血糖自己測定器の注意するべきことが理解できると思います。