国民健康・栄養調査結果 12/13

現在習慣的に喫煙している者の割合は、この10年間でみると男女とも有意に減少しています。年齢階級別にみると30~40歳代男性ではその割合は高く3割を超えています。

飲酒している者や喫煙している者の割合が70歳以上でともに減少していますが、その理由として、
年齢を重ねると、健康に対する懸念が増し、飲酒や喫煙が体に悪影響を与えることを自覚するようになります。70歳以上では、心臓病、高血圧、呼吸器疾患などのリスクが高まるため、医師から飲酒や喫煙を控えるよう指導されることが多く、それに従って生活習慣を変える人が増えます。
また、退職後は収入が減少するため、アルコールやタバコといった嗜好品にお金をかけにくくなることも一因です。限られた収入を健康維持や他の生活費に優先的に使うため、結果的に飲酒や喫煙の頻度を減らすことが多くなります。