インスリンポンプの基礎インスリン設定 10/12

食事の追加インスリンをデュアルが面倒なためノーマルで打ちたい場合、あらかじめタンパク質や脂質の血糖上昇作用を基礎インスリンで補充できます。ただ、その場合、食事が遅れたときや、とらなかった場合には血糖は下がってきます。

食事の時間が決まっていなくて、遅れたときに血糖低下するリスクを防ぎたいときには、タンパク質や脂質の血糖上昇作用は基礎インスリンに入れないようにします。その場合、食事をノーマルで打つと食後3時間後から血糖が上がる可能性があります。

つまり、その人の生活状況や食事の好み、インスリンの調節方法の好みで基礎インスリンは複数のパターンがありえるのです。どのようなパターンでも結果的に血糖コントロール状況と生活のストレス度が、その人なりに落ち着いているのであれば、それで良しとします。

そのため、私は「絶食試験」は積極的にしていません。当然、やってみたい希望があれば、それを否定しませんし、絶食試験の結果は基礎インスリンの設定には有用だと思っています。