アルゴリズム法とスライディングスケール法 4/13

1. アルゴリズム法
いつもの日常生活で注射したインスリン量がその後の血糖値を既定しています。そのインスリンのことを責任インスリンと呼びます。まず、1型糖尿病においては基礎インスリン量を適切に設定していることが前提になりますが、例えば朝食時に超速効型インスリンを打った場合、その後昼食前の血糖値の責任インスリンは朝食時に打った超速効型インスリンになります。カーボカウントでは朝食で同じ炭水化物量をとった場合、朝食前と昼食前の血糖がほぼ同じになるように、責任インスリンである朝食前の超速効型インスリンの量を調整します。