国民健康・栄養調査結果 7/13

一方、野菜摂取量は、この10年間でみると、男女とも有意に減少しています。若年者ほど野菜摂取量は少なくなる傾向にあります。
若年者は忙しい生活を送っていることが多く、簡便で調理の手間が少ない食事を選びがちです。ファーストフードやインスタント食品、外食が増えると、野菜摂取が減る傾向にあります。これらの食事はカロリーが高いこと、野菜の含有量が少ないことが一般的です。
また、野菜は保存が難しく、調理に時間や手間がかかるため、手軽に食事を済ませたい若者にとって敬遠されがちです。また、野菜の価格が高いと感じることも、消費を控える理由となることがあります。特に一人暮らしの若年者は、野菜を多く購入しても使い切れないことが多く、無駄になる可能性を避けるために野菜の購入を控える傾向があります。