小児期発症の2型糖尿病が1型糖尿病と比べて合併症の発症進展のリスクが高い原因として、1型糖尿病はインスリンが絶対に必要なため受診が途絶えることはありませんが、2型糖尿病の場合、家庭内不和などにより受診そのものが途絶えてしまうリスクがあること、2型糖尿病では小児期発症の場合であっても、血圧や脂質の異常を伴うことがあり、合併症発症のリスクそのものが高い可能性があること、小児1型糖尿病に対しては小児糖尿病キャンプなど支援団体が数多く存在しますが、小児2型糖尿病に対しては支援団体が不足していること、などがあげられます。