糖尿病治療、小児科から内科への移行の重要性 3/15

小児期から思春期に入るときに血糖コントロールが困難になることが知られています。HbA1cは上昇傾向になり、その結果合併症を発症・進展を勧めてしまうリスクもあります。

思春期に血糖コントロールが困難になる原因として
① 性ホルモン(テストステロン・エストラジオール)の上昇…インスリン拮抗ホルモンであり血糖コントロール悪化の原因となりえます。1型糖尿病の場合、思春期に入るとインスリン必要量が飛躍的に増えてしまいます。
② 成長ホルモン・IGF-1の上昇…これらは血管新生増殖因子であり、網膜症などの合併症の発症進展を助長させます。
③ 食欲亢進、身長・体重の著しい増大…家族中心の生活から学校など友達との関わりが増え、インスリン注射が面倒だと感じている若者にとって、血糖コントロールは困難となります。
④ 食欲の増大を自分で抑えようとする、体重の増加を嫌がってインスリン注射をスキップする…女性に多く、摂食障害のリスクが高くなります。


というものがあります。