糖尿病足病変とフットケアについて 4/13

②血流障害
糖尿病があった場合、また糖尿病に加えて高血圧、脂質異常も合併していたり、喫煙があったりすると、足の動脈硬化が強く起こることが知られています。閉塞性動脈硬化症という足の血流障害を起こすと、足の細胞の酸素不足、栄養不足が起こります。傷が治りにくくなり、潰瘍や壊疽など悪化しやすくなります。

かみうち内科クリニックでは、糖尿病治療を行う際、頸動脈エコーで動脈硬化所見がどの程度あるのかを確認し、さらに足背動脈の触れを確認します。足の血流異常が疑われる場合には、ABI検査と呼ばれる足の血流異常があるかどうかの検査を行います。