緩徐進行1 型糖尿病疑いに対する治療介入 5/20

新しい診断基準では、膵島関連自己抗体(抗GAD抗体・ICA・IA-2抗体等)が陽性であった場合、糖尿病の発症時はインスリン非依存状態であり、その後徐々にインスリン分泌低下が進行し、枯渇(空腹時C―ペプチド<0.6 ng/mL)した段階で緩徐進行1型糖尿病(definite)と診断されます。このように緩徐進行1 型糖尿病と確定診断された場合は、インスリン依存状態であるため、インスリン療法が不可欠です。