糖尿病性腎症病期分類では第1期から第5期で判定されます。
まずは尿中アルブミン量が増加し30mg/gCre以上になると微量アルブミン尿と呼ばれ第2期となります。300mg/gCre以上になると尿定性試験による尿蛋白持続陽性状態(尿タンパク排泄量0.5g/gCre以上に相当)となります。これが第3期です。その後、腎臓の老廃物をこしとる能力を示すGFRが低下しeGFRが30mL/分1.73m2未満となると尿アルブミン値あるいは尿タンパク値に関わらず第4期となります。eGFRが10 mL/分1.73m2程度まで低下すると透析が必要となり、透析が始まった状態が第5期となります。