ミニメド770G (780G)「一時目標」機能 7/15

タンパク質・脂質の多い食事をとった時などで、食後しばらくしてからも血糖が下がりにくい状況が続くため、デュアルボーラスでないと血糖管理が上手くできないことがあります。その場合、770GのHCLでは、デュアルボーラスが使用できないため、ノーマルボーラスと基礎インスリンの自動調整のみで食後の高血糖をコントロールすることが難しいことがありました。780Gでは補正インスリンも自動で注入するため、血糖のコントロールはこのような場合でもある程度可能になるかもしれません。

また、最小/最大基礎レートはインスリンポンプに搭載されているAIによって自動で決められますが、実際に生活する状況と合わないこともあります。夜中にボーラス推奨アラートがあり勧められたとおりのボーラスを注入すると低血糖になる方、明け方になるとオートモードにしていても血糖が上がってくる方などでも780Gに変更するとよい結果につながるかもしれません。