770Gの専用持続血糖測定は「ガーディアンセンサ３」と呼ばれるものです。640Gの専用持続血糖測定であるエンライトセンサの取り付けは手間がかかり、センサとサーターが引っかかって取れないなどのトラブルも多く改善が期待されていました。今回はサーターに改良がなされ、リブレやdexcomG6センサの取り付けの簡便さに比べるとまだまだではあるものの、かなり改善されています。

装着時の注意点の一つとして、ガーディアンセンサ3をサーターに装着する際にセンサの粘着シートの部分に保護テープがついたままになってしまうトラブルが増えています。穿刺する前に粘着シートを観察しておき、保護テープがついている場合には、注意しながらこの保護テープを除去し穿刺するとよいでしょう。（下の写真は問題ない場合ですが、粘着シートの上に保護テープがついたままになっています）

エンライトセンサの装着期間は６日でしたがガーディアンセンサ３は７日に延長されました。１か月５個まで処方可能なのでエンライトセンサでは最長でも30日の使用期間でしたがガーディアンセンサ３では35日まで使用できます。