インスリンは血糖を下げるホルモンです。インスリンの主な作用として、糖をエネルギーに変換させますが、それでも余った糖は脂肪に変換させることになります。食事をとるとインスリンが膵臓から分泌されることで、糖はエネルギーに変換され、その結果血糖が下がります。エネルギーに変換される以上に食事をとると、過剰な糖が脂肪に変わるのです。食事量が多く、インスリン分泌量も多い白人は、血糖は正常でも体重が増える傾向にあります。一般的に白人のほうが肥満者が多いことが知られています。日本人はインスリン分泌能力が低いので肥満になることができず、すぐに糖尿病を発症してしまうのです。