基礎インスリン量が決定すれば、糖質比を決めていきます。
糖質比とは追加インスリン1単位で処理できる炭水化物量です。
糖質比=摂取炭水化物量(g)÷必要インスリン量(U)
成人では超速効型インスリン1単位で炭水化物量10gほどのことが多い(糖質比=10g/U)ですが、個人差は大きいです。また同じ人でも、朝食・昼食・夕食で糖質比は変わってくることが多く、一般的には朝食の糖質比は低くなり、昼食の糖質比は高くなります。つまり同じ炭水化物量をとっていても朝食時にはインスリン量は多くなり、昼食では少なくなります。