75gブドウ糖負荷試験 9/17
OGTTで行う検査として、血糖値だけでなく血中インスリン値(IRI)も測定します。これにより血糖上昇の原因であるインスリン作用不全の病態が詳しくわかります。
OGTTで行う検査として、血糖値だけでなく血中インスリン値(IRI)も測定します。これにより血糖上昇の原因であるインスリン作用不全の病態が詳しくわかります。
IGTの場合、動脈硬化(大血管症)進展のしやすいことが従来から知られています。日本における研究 Funagata Study では、IGTつまり軽度の食後高血糖によって動脈硬化(心筋梗塞や脳卒中)による死亡率が増えたこと…
また、空腹時血糖値が100~109mg/dlは正常域ですが「正常高値」となっています。この範囲に入っている場合、糖尿病への移行やOGTTを施行した際の耐糖能障害の程度が多様となっており、OGTTを行うことが勧められていま…
境界型はIFG、IGTに分けられます。・IFG (Impaired Fasting Glucose) …空腹時血糖異常空腹時血糖値110~125mg/dlの場合で早朝空腹時血糖がやや高い状態です。・IGT (Impair…
正常型にも糖尿病型にも属さないときには境界型と診断されます。この領域では網膜症・腎症・神経障害のような糖尿病3大合併症(細小血管症)をきたすことはほとんどないですが、正常型に比べて糖尿病を発症するリスクが高く、動脈硬化(…