血糖自己測定器について 6/15
かつて、多くのGDH法血糖自己測定器は補酵素にPQQを使用していました。PQQを補酵素に使用しているGDH法の場合、グルコース(ブドウ糖)に対する特異性が低く、マルトース(麦芽糖)との交差反応を示すことが報告されています…
かつて、多くのGDH法血糖自己測定器は補酵素にPQQを使用していました。PQQを補酵素に使用しているGDH法の場合、グルコース(ブドウ糖)に対する特異性が低く、マルトース(麦芽糖)との交差反応を示すことが報告されています…
GDH法 比色法と電極法があります。グルコースがGDHに触媒されてグルコン酸が生成される際、ピロロキノリンキノン(PQQ)やβ-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD) 、フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)と…
もう一つ、GOD比色法があります。センサー上にGODとクロモゲンと呼ばれる色素が組み込まれています。グルコースがGODに触媒されてグルコン酸が生成される際に、副反応として酸素からH2O2が生じ、このH2O2から生じた活性…
SMBG機器に用いる酵素GODとGDHについて ・GOD法センサー上にGODとフェリシアンイオンが組み込まれています。 血糖測定の機序はセンサーに血液を付けると、血液内のグルコースがGODに触媒され酸化還元反応を起こしグ…
血糖自己測定のセンサーに用いる酵素にはグルコースオキシダーゼ(GOD)とグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)の2種類があります。現在は、GDHが主流ですが、持続血糖測定器はGODが使われています。10年以上前の血糖自己測…