海外の疫学研究において、ピオグリタゾンを使用した患者の膀胱癌の発症率がわずかに上昇したとする報告があり、このことをふまえ、膀胱癌治療中の患者には使用せず、膀胱癌既往患者への使用は慎重に判断する必要があります。添付文書上はピオグリタゾンを処方する際に膀胱癌のリスクを説明すること、との記載があります。ただ、今のところ前向き試験では、膀胱癌の発症リスクが明らかに上昇することを示した報告はありません。
海外の疫学研究において、ピオグリタゾンを使用した患者の膀胱癌の発症率がわずかに上昇したとする報告があり、このことをふまえ、膀胱癌治療中の患者には使用せず、膀胱癌既往患者への使用は慎重に判断する必要があります。添付文書上はピオグリタゾンを処方する際に膀胱癌のリスクを説明すること、との記載があります。ただ、今のところ前向き試験では、膀胱癌の発症リスクが明らかに上昇することを示した報告はありません。