若年発症1型/2型糖尿病の腎症発生率の比較 11/11
この研究の結果、本邦における若年発症型糖尿病の糖尿病の型や診断年によって、糖尿病性腎症の発症率に有意差があることが示されました。2型糖尿病における糖尿病性腎症および末期腎不全への進行は、血糖や血圧の制御、アンジオテンシン…
この研究の結果、本邦における若年発症型糖尿病の糖尿病の型や診断年によって、糖尿病性腎症の発症率に有意差があることが示されました。2型糖尿病における糖尿病性腎症および末期腎不全への進行は、血糖や血圧の制御、アンジオテンシン…
危険因子である高血糖・高血圧を1型/2型糖尿病で比較すると、腎症発生率は2型糖尿病のほうがHbA1c値のすべての層で高かったのに対し、最も高血圧の層では1型糖尿病のほうが腎症発生率は高くなっていました。腎症の発症に対する…
1型糖尿病の場合、定期的に通院することが必須であり、血糖と血圧の管理が向上する可能性があります。インスリンや血糖測定器などのデバイス、そして降圧薬も近年改良されてきており、糖尿病の診断が後になるほど腎症の発生率の減少を引…
日本人の1型糖尿病における糖尿病性腎症の発生率が、糖尿病の診断時の暦年の増加とともに減少していることを示しています。この研究では腎症の発生率が低下した理由を明らかにすることはできませんでしたが、腎症発症に明らかに影響があ…
2型糖尿病で診断後早期に腎症が発見されていた理由として、この病気の初期症状が出てくることが少なく、2型糖尿病の診断が遅れてしまう可能性が挙げられます。糖尿病やその合併症が自分で認識されにくいことは、2型糖尿病に特有のもの…