2.4年間(中央値)の追跡期間中に、eGFRの半減、末期腎不全、腎・心血管疾患死という主要な複合転帰のリスクが、プラセボの投与を受けた参加者よりも、約4割低いことがわかりました。2型糖尿病の有無にかかわらず、CKD患者において、ACE阻害薬またはARBという腎保護に有用であると認知されている治療を行ったうえでさらにSGLT2阻害薬を上乗せしたところ、心血管系の原因による死亡または心不全による入院のリスクが低下し、生存期間が長かったことが示されました。
2.4年間(中央値)の追跡期間中に、eGFRの半減、末期腎不全、腎・心血管疾患死という主要な複合転帰のリスクが、プラセボの投与を受けた参加者よりも、約4割低いことがわかりました。2型糖尿病の有無にかかわらず、CKD患者において、ACE阻害薬またはARBという腎保護に有用であると認知されている治療を行ったうえでさらにSGLT2阻害薬を上乗せしたところ、心血管系の原因による死亡または心不全による入院のリスクが低下し、生存期間が長かったことが示されました。