メトホルミンと乳酸アシドーシスのリスク 6/10
メトホルミンも同じビクアナイドクラスの薬剤であり乳酸アシドーシスのリスクがあるとされたのです。これから紹介する論文(Diabetes Care. 2020 Jul;43(7):1462-1470)は、軽度から中等度腎機能…
メトホルミンも同じビクアナイドクラスの薬剤であり乳酸アシドーシスのリスクがあるとされたのです。これから紹介する論文(Diabetes Care. 2020 Jul;43(7):1462-1470)は、軽度から中等度腎機能…
メトホルミンは以前より腎機能低下、心不全やその他の低酸素状態で乳酸アシドーシスのリスク増加の警告がなされていました。このようなメトホルミン関連乳酸アシドーシスの懸念は、ビグアナイドクラスの他の薬物であるフェンホルミンおよ…
乳酸アシドーシスが重症化すると、生命の維持にも危険を及ぼします。実際に乳酸アシドーシスの致死率は50%とされています。 日本においては、日本糖尿病学会の「メトホルミンの適正使用に関するRecommendation」におい…
現在ではSGLT2阻害薬・GLP-1受容体作動薬も2型糖尿病に対して大血管合併症や腎機能低下のリスク低下を認めており、ガイドラインで内服が勧められていますが、SGLT2阻害薬は2014年、GLP-1受容体作動薬は2010…