スルホニル尿素薬の心臓への影響 4/19

まずは、インスリン分泌の仕組み、SU薬がどのように作用するのか、記載しています。ご参照ください。高血糖、つまり高濃度のブドウ糖状態で多くのブドウ糖がβ細胞内に入り込みATPの産生が増えると、ATP依存性カリウムチャネルが閉鎖することで、その後いくつかの段階を踏み、インスリン分泌が促進されるのですが、SUがこのカリウムチャネルを血糖が高くない状態つまりATPが少ない状況であっても閉鎖させることで、インスリン分泌を促すのです。