5月21日に、山糖会設立50周年 記念式典・講演会に参加し、講演を行いました。
山糖会は山科糖尿病友の会の略称で、その目的は山科地区における糖尿病を持つ方の治療と糖尿病予防に関する知識の普及、開院相互の親睦を深めることです。山科医師会が誕生したのが昭和47年で、昭和48年には第1回糖尿病療養指導の会が開催され、昭和49年に山糖会が発足されました。日本での多くの患者会が規模減少しているのに対して、山糖会は今でも活動が盛んです。このように活動が継続できたのは医師会や病院の支援、会員の医師や管理栄養士、理学療法士、看護師などのコメディカルの方々の理解と協力、何よりも糖尿病を持つ方々とそのご家族の支えがあってのことなのです。
今回の山糖会設立50周年記念式典にも100名を超える方が参加され、私も講演する時には緊張しました。演題名は「糖尿病よもやま話」です。具体的には、糖尿病と運動・1型糖尿病治療インスリンポンプの最先端・糖尿病の病名について、をお話ししました。終了後には多くの方から質問をいただき、積極的な参加者が多いと感じ、私自身楽しく過ごすことができました。このような会で講演できたことを光栄に思います。ありがとうございました。