スルホニル尿素(SU)薬 5/6
一方、インスリン抵抗性が強い肥満がある場合には、インスリン分泌量増加や低血糖時の食事量増加などで、さらに体重増加を来すことが多いため、使用しないほうがいいでしょう。肥満の2型糖尿病の方にSU薬を高用量処方されている場合は…
一方、インスリン抵抗性が強い肥満がある場合には、インスリン分泌量増加や低血糖時の食事量増加などで、さらに体重増加を来すことが多いため、使用しないほうがいいでしょう。肥満の2型糖尿病の方にSU薬を高用量処方されている場合は…
インスリン分泌低下が強いやせ型2型糖尿病にはSU薬はよい適応で、少量でHbA1cは良好に低下します。注意点としては、SU薬が少量であっても、DPP-4阻害薬への変更などでSU薬を中止した場合に、急激に血糖上昇を来すことが…
インスリン分泌刺激作用により次第に薬効が乏しくなる2次無効の原因となりうるため、高用量は処方しないようにします。グリメピリドは2mg、グリクラジドは40mgが実質的な最大量と考えます。インスリン分泌促進作用の強いグリベン…
重症低血糖が死亡や認知症のリスクを引き起こす可能性 (Bonds DE, et al: BMJ. 340: b4909, 2010) (Whitmer RA, et al: JAMA. 301: 1565-1572, 2…
主なものはグリベンクラミド(オイグルコン®、ダオニール®)グリクラジド(グリミクロン®)グリメピリド(アマリール®) です。ビグアナイド薬と同様に、1950年代には、SU薬であるトルブタミド(ラスチノン®)が使用されてお…