1型糖尿病とSGLT2阻害薬 10/17
通常ケトアシドーシスを起こすのは血糖が非常に高値になる場合のみでしたが、SGLT2阻害薬を併用していると、多くの尿糖が排泄されるため、血糖は正常に近い状態(200mg/dl未満)でケトアシドーシスを起こす、正常血糖ケトア…
通常ケトアシドーシスを起こすのは血糖が非常に高値になる場合のみでしたが、SGLT2阻害薬を併用していると、多くの尿糖が排泄されるため、血糖は正常に近い状態(200mg/dl未満)でケトアシドーシスを起こす、正常血糖ケトア…
ケトアシドーシスの初期症状として、悪心・嘔吐・腹痛があります。ケトンが体にたまると、体はケトンを尿として排泄しようとするため多尿となります。その結果、脱水となり、のどの渇き、多飲の症状が出ます。さらに進行すると呼吸の異常…
ケトアシドーシスについて、 血糖値とは血液中のブドウ糖濃度のことです。そして、ブドウ糖とは生命維持に必要なエネルギー源です。膵臓から分泌されるインスリンによってのみブドウ糖はエネルギーに変換されますが、インスリン作用が不…
つまりは、1型糖尿病でSGLT2阻害薬を併用開始時に、低血糖防止のためインスリンを10-20%前後減量必要になることがありますが、減らしすぎることによってケトアシドーシス発症の危険性が増えるため、特に基礎インスリンの減量…