チアゾリジン薬 2/4
ピオグリタゾンの血糖降下作用は良好ですが,体重増加する例が多いのが難点です。その原因として、インスリン作用増強により腎尿細管でのナトリウム(Na)の再吸収を亢進させる可能性が示唆されています。水分貯留を示す傾向があり、心…
ピオグリタゾンの血糖降下作用は良好ですが,体重増加する例が多いのが難点です。その原因として、インスリン作用増強により腎尿細管でのナトリウム(Na)の再吸収を亢進させる可能性が示唆されています。水分貯留を示す傾向があり、心…
日本で使用できる薬剤は ピオグリタゾン(アクトス®) のみです。 作用機序として、Peroxisome proliferator-activated receptor (PPAR)-γに結合し、肥大した脂肪細胞を小型化、…
メトホルミンの用量を増やすと、血糖コントロールは改善することが多く、腎機能障害がなければ、メトグルコ®の場合は最大2,250mg/日まで増量できます。ただし、増量時には悪心・嘔吐や下痢・便秘などの消化器症状が出現すること…
乳酸アシドーシスの原因として、肝・腎・心・肺機能障害や循環障害、脱水状態、大量飲酒者、手術前後の患者、栄養不良、下垂体・副腎機能が挙げられますが、特に重要な病態として腎機能障害が挙げられます。メトホルミンは血清クレアチニ…